二つの山河(中村彰彦・著)

直木賞受賞作、ということで読んだのですが、小説というよりは文献を素にしたルポだと感じた。
小説としての飾りの部分がないと思った。
特に、表題作の「二つの山河」からそれを強く感じた。
小説を読むつもりで読むと、肩透かしを食らうかもしれない。
他には「臥牛城の虜」「甘利源治の潜入」があったが、後者は小説の形態をとっていたと思う。

それぞれの物語の、主となる人物の功績はよく分かったが、もう少し物語的要素があれば、この時代―幕末だったり、大正期だったりするのだが―に興味がない人(私を含む)にも、もっととっつきやすくなると思う。
ちょっと読むのがしんどかった。

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    Excerpt: 私が読んだ直木賞受賞作メモです。 既読でも感想が載っていない作品には(無)と記入してあります。 もう一回読み直して感想をアップしたいなあ、とは思ってます。 Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2007-12-09 15:11
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    Excerpt: なかがわちひろ  カッパのぬけがら  http://50595192.at.webry.info/200703/article_84.html 中川ひろたか  かいくんのおさんぽ  http.. Weblog: 読書感想♪だってそう思っただけ♪ racked: 2008-02-14 18:18