近くて遠い、あの小説この小説(漂泊者のアリア/長崎ぶらぶら節)

『漂泊者のアリア』と『長崎ぶらぶら節』は、共に実在の人物を基に作られた小説で、しかもどちらも直木賞を受賞しています。

『長崎ぶらぶら節』の愛八(あげはち)姐さんは、作中では、1930(昭和5)年にビクターで「A面ぶらぶら節 B面浜節」をレコーディングしているが、史実でも、1930(昭和5)年にビクターで「長崎ぶらぶら節」をレコーディングし、翌年に発売しています。

一方、『漂泊者のアリア』の藤原義江は、1928(昭和3)年に、《荒城の月》《出船》《ふるさと》等を、米国ビクターで赤盤にふきこんでいます。

同時代に、共に歌の世界で名を広めた二人を描いた作品が、同じ文学賞を受賞している不思議に、直木賞好きの私は深い嬉しさを感じたのでした。
 

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