教育とはなんだ(重松清・著)

忘れていた、自分の児童学生時代の記憶が様々蘇ってきた。
多方面からの切り込みが非常に魅力的な一冊だった。

私は、日本人は模倣が好きで、尚且つ、日本流にして取り入れるのが得意な国民だと思う。
が、教育(社会や経済に通ずる)において、いつまでイギリス流だのアメリカ流だのと言っているのはどうかと思し、習うのは良しだが倣うのは良しでないと思っている人物は多いのだと思う。
日本の文化に根ざした日本の教育が求められているのではないか、と思った。

自分がよければそれが最高、という意識が今の日本には蔓延していると思う。
それを経済に反映できない層にはめ込まれてしまった人が割を食っている時代が早く変わることを切に思った。

この本に出てくる方々は皆一様に、教育に対する現場を見つめた思いを抱き、そのために尽力していると思う。
けど悲しいかな、実際を動かしている多勢は、全く反対のことを推進している日本…
不安が残った。

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