ひまわりの祝祭(藤原伊織・著)

「テロリストのパラソル」をしのぐ傑作!
と書かれていたので読みました。

私には「テロリスト~」の方がおもしろかったです。
入り組みすぎてて頭を整理しながら読むのが大変でした。

この本は、読む人によって捉え方がたくさんある作品なのではないでしょうか。
私には、秋山の恋物語に見えました。
妻を亡くしたことにより失っていた自分を、「ひまわり」にまつわる絡まった糸をほどいていくうちに取り戻す…。
妻の存在の大きさを突きつけられ、平穏な生活を破り破壊的な結末を迎える。
けれども彼にとってその結末は、妻が命がけで残してくれた平穏を守るための手段だった。
終盤に差し掛かった辺りから、「ひまわり」の行く末はなんとなく予想が付いたし、そうなって欲しいとも思っていたので、そういう意味では満足でした。

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