嗤う伊右衛門(京極夏彦・著)

四谷怪談がベースです。
四谷怪談、子供の頃にテレビで見たことがありますが、本筋はほとんど覚えていません。
どちらかと言うと、放映するに当たってお墓に行って供養してきただの、とても恐ろしい話だの云々の方が記憶に残っています。
この本からは…血なまぐささ、人間の怖さは感じましたが、怪談の恐怖は感じませんでした。

先に「巷説~」シリーズを読んだので、又市がごく普通の小悪党なのが新鮮でした。
「巷説~」では、華麗なる悪党でしたから。

岩のような女性は、いつの時代に生まれたとしても、生きにくいでしょうね。
その岩が、伊右衛門に愛されていたのだと分かるラストシーンには、仮に伊右衛門が狂っていたにせよ、あるひとつの幸せが描かれていたと思います。

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